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ワンピース1129話ネタバレ考察「黒ひげは世界政府を置き換えたいのですか?」

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ワンピース1129話ネタバレ考察「黒ひげは世界政府を置き換えたいのですか?」

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エルバフ編が始まる今後、黒ひげ海賊団の動きも随時描かれるのではないかと思われますが、彼らが目指す「世界」を手に入れるために、何をしようとしているのでしょうか?

ワンピース1129話ネタバレ考察

当面の目標は黒ひげ王国建国?

ティーチは自らの夢として、海賊島ハチノスを世界政府に属する国家とし、自身がその王となる「黒ひげ王国」を建設することを語っていますが、彼と黒ひげ海賊団の当面の目標はそれだろうと思われます。

もちろん、四つのロード・ポーネグリフを揃えラフテルに到達し、ベガパンクが手にした者に世界の運命が託される「ワンピース」を得るための活動も進めるでしょうが、こちらは誘拐したプリンの「真の開眼」が必要であり、さらに古代文字が解読できるかどうかは未知数です。運も関わると言えるため、現実的に達成可能なのは「黒ひげ王国」の建国でしょうから、これが本命の目標ではないかと考えられます。

ベガパンクもワンピースの正体を知っているわけではないですし、ワンピース自体がティーチにとって有用なものであるかどうかも不明です…

それにしても、なぜティーチはハチノスを王国にしたいのか?また、なぜ世界政府に属する国家にしたいのかという夢の背景や根拠は明確にされていない…。

単に自分が支配する国や、海賊にとっての理想郷を作りたいのであれば、それはクロコダイルやカイドウの野望と変わらないわけであり、あのティーチが彼らと同じ夢を語るのは違和感がありますね…

もし単に国を作りたいだけであれば、ハチノスは元々世界政府の島ではないわけですから、勝手に王国を名乗り自由に行動しても問題ないはずです。

海賊である以上、世界政府の認可や法律などはそもそも関係のないものであるはずなのに…。

それにもかかわらず、彼はあくまで世界政府に属する国家として「黒ひげ王国」を建国しようとしているように見えますが、一体何故なのでしょうか?

サターン聖がオーガーとデボンに「お前達の目的は何だ」と尋ねた際、二人は即座に「世界」と答えましたが、「黒ひげ王国」の建国が「世界」を手にするために必要な手順であるとも思えます。ティーチが「世界政府に属すること」にこだわる理由とは、一体何なのでしょうか?

世界政府は世界支配の為に必要?

過去にも様々に考察してきましたが、イム様を始めとする最初の20人が創設した世界政府という組織は、世界を支配するために最適なシステムであると言えます。

加盟国はすべて平等な立場にあり、虚の玉座が象徴する「唯一の王を作らない」という姿勢は、組織を支配する側にとって非常に運営しやすい状況を提供しています。

しかし、実際には天竜人という特権階級が存在し、世界政府の理念は形骸化しているわけですが、地上の人々は形式上、その理念を維持し、平和を保ってきた状況です。

ティーチが国を作る際、わざわざ世界政府に加盟することにメリットはないようにも思えます。しかし、もし世界政府への加盟が、天竜人という存在を否定するために必要であると考えるなら話は別です。

加盟国は天竜人に「天上金」を納めなければなりませんが、自分たちのために何もせず贅沢三昧の日々を送り、彼らを奴隷として見る天竜人に、なぜお金を捧げなければならないのかと考えると、それは誰もが理不尽に思うはずです…。

革命軍は天竜人を打倒し、その支配から加盟国および非加盟国を解放しようとしていますが、ティーチは加盟国の一員として他の加盟国を煽り、天竜人を権力の座から引きずり降ろそうとしているのかもしれません。

四皇の一角として、その強さを見せつけているティーチが世界政府を味方につければ、その軍事力は天竜人を引きずり下ろすために十分でしょう。

このためには、やはりワンピースや古代兵器も必要ですが、仮にティーチがこのようなことを計画しているなら、最終的にはデボンたちが述べたように「世界を取る」という目標に繋がっていくでしょう…。

天竜人の支配から世界政府を解放すれば、ティーチは極悪の海賊から一転して「英雄」として称えられるかもしれません。

そこから世界政府を支配し、乗っ取る…!

ティーチが世界政府に属することにこだわる理由がこれであるなら、やはり革命軍は邪魔に感じるかもしれません…。

ティーチにとって革命軍は邪魔?

ティーチは、バージェスが当時の革命軍の拠点であるバルティゴを突き止めた際、理由もなくバルティゴを襲撃しましたが、その理由は明らかにされていません。

バージェスがサボに痛い目に遭わされたことは襲撃の理由にはならないはずです。バージェスが拠点を突き止めた時、ティーチは彼を褒め称えています。

ティーチにとって革命軍は、何らかの理由で障害になるのではないかと個人的には思っていましたが、今回の考察が正しければ、革命軍はティーチの計画にとって非常に不都合な存在ではないでしょうか。

彼は天竜人を打倒するのではなく、引きずり下ろすべき相手だと考えており、感情的な理由があるのかもしれません。しかし、ティーチの計画において革命軍は排除対象であり、ルフィやシャンクスもその対象に含まれるでしょう。

ティーチがこのような計画を進めているなら、個人の強さだけでなく最強の軍事力を持たねばならず、他の四皇を排除する必要も出てくるでしょう。

現在、ラフィットが革命軍の動きを見張りながら何かを準備しているようです。過去の考察の通り、ティーチはガープという人質を使って、革命軍を壊滅させてから黒ひげ王国の建国を交渉しようとしているのかもしれません。

ティーチの計画には複雑な手順が伴いますが、彼は計画を実現する実力と強運を備えているため、最終的な目標を成し遂げるためのすべての手順が必要とされているのでしょう。

近いうちに、革命軍は黒ひげ海賊団によって危機に陥る展開が待っているかもしれません…。

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